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京大進研について
なぜ勉強するの?
それは自立するため
皆さんは、自分の子どもにどんな風に育って欲しいですか?
優しい子、お金持ち、etc.…。様々な希望があるでしょうが、京大進研では子どもたちに「自立した人」になってもらいたいと思っております。
自立とは何でしょう?
すぐに頭に浮かぶのは経済的な自立です。確かに親のすねをかじり、生活費や学費などを親に出してもらい、養われている状態では独り立ちとは言えないでしょう。それも大切だと思います。
では自分で稼いでいるからといって、「自立している」と言えるのでしょうか?
いいえ、自分の稼ぎで生活していても、人から言われただけの仕事を言われるがままにしていたのでは本当に自立していることにはなりません。
本当の自立とは自己の確立のことだと思います。
「自立」とは、自己を確立し、自らの考えに基づいて判断し、批判し、かつ自分自身を反省して行動でき、自分の力で生きることのできることと言えるでしょう。
自分が何をしたいのか、どのような人間になりたいのか、どのような人生を送りたいのか、それを知らないことには何もできません。自立とは、自分の意思で、自分の目指す目的に向かって、自分のやり方で進んでいく、ということだと思います。
なぜ勉強するの?
子どもにこう問われて困る人は多いでしょう。でも答えは簡単です。「自立するため」です。
今子どもたちがやっている(やらされている?)勉強というのは、「本当の意味での勉強」ができるようにするための準備段階にすぎません。
京大進研が考えている勉強の本質は「人や社会に貢献し、自分の人生を豊かにするために自分の能力を磨く」ということです。
ゲームを作る仕事の人はより良いゲームができるように日々勉強をしなければなりません。料理を作ることが仕事の人はよりおいしい料理が出せるように研究をしています。それが本当の勉強です。自分の目指す所に到達するために、自分自身の能力を磨く、それが勉強の意味です。
「なぜ勉強するの?」と聞かれたら、「何かをしたいと目標を持ったときにそれを達成できるように、また自分でやりたいことを選べるようになるため。まずは将来の自分が何ができるように、また自分が何ができるようになっていたいか考えなさい。」と…。
目的意識のないところに意思は生まれません。本人がやりたいと思えば、どんなことでも放っておいても本人はします。その楽しさとやりがいを知っているからです。京大進研がやりたいこと、それは「勉強させる」ということではなく、その意思や楽しさを教え、やり方を身につける手助けをすることです。